コンフィデンスマンjp

2018　日本　ドラマ　（映画）

！ネタバレしています。ご注意下さい！

遅ればせながら・・・コンフィデンスマン祭りじゃ～（ダー子風）！

本当に、なぜ、今まで、見なかったのか。

なぜ、今まで、見逃していたのか。

初見は映画です。ロマンス編。

2020年夏のプリンセス編公開前に、アマプラで配信されていたので、

何気なく見て・・・はい、はまりました。

まずは長澤まさみ演じるダー子の振り切りっぷり、可愛さ、美しさ、シリアスもOKな演技のうまさ。

小日向さんのリチャードも深みがあるし、

ぼくちゃんな東出氏は他の作品は見たことなかったけど、

情けない感じ、憎めなくて人が良い（詐欺師ですけど・・・ね）感じが最高にはまってました。

いや、でも顔小さいしスタイル良すぎる・・・。

たまにスーツ着たりするんだけど似合いすぎる・・・。

あそこまで常人離れしてると現実的に詐欺師は向かないよね。

歩いてるだけで振り返っちゃうもんね。

あと五十嵐もいたな・・・。

映画ロマンス編ではまって、わざわざこのためにＦＯＤに加入して、

ドラマ一気見しました。

ダー子が輝きすぎて・・・ピンチに陥ったり今回は無理だろってとこも

華麗に決着つけてくれます。

詐欺のお話しで基本的にだますんだけど、

お金余ってたりやりたい放題やってたり・やってきてたり、

やらかしちゃってるのをこらしめる系なので、爽快です。

俳優陣の演技はもちろん、演出、そしてやっぱり脚本が秀逸。

誰だろう・・・と思ったら、古沢 良太さん。

鈴木先生・リーガルハイ・そしてコンフィデンスマン。

なんてこった。好きなやつ全部。

やっぱり秀逸なんだよなー。

社会問題に切り込みつつ、人間の心情もしっかりと描かれて。

ドラマ各話のおさかな（詐欺ターゲット）達もキャラクターがしっかりしていて、

それぞれ騙されてそこで終わるようなキャラじゃないから、

映画で再登場してなんだろう、ほっこりするというか。

最大のおさかなの赤星（江口洋介）でさえほほえましく見えてくる。

もう一度、やはり秀逸です。（しつこい）

今後の作品もチェックしていきたいです。

小ネタも面白くて、度々登場するチーターズグッズとか、縄文ポシェットとか、

映画ではマットさんと桑田さんとかドラゴン桜ネタとか、

気付かないだけで他にもあるかも・・・

あとはいつも映画の最後の最後にチラっとしか出ないのに、

すごく大きく名前が出てる生瀬さんとか。

プリンセス編でも最後名前出てきて、え？どこ？いた？見逃した？と思ったけど、

期待裏切らず。最後まで席立てないですねー。

それぞれの映画の感想は・・・

ロマンス編はジェシーがほんとにかっこいい。

私が映画を見た数日後の訃報でしたが。

冒頭からキラキラしていて華のある俳優さんでした。

ダー子を裏切った時も、赤星に蹴られる情けないシーンも、

なぜかチャーミングで。悪役なのに。

赤いスーツ似合ってました。

それはプリンセス編でもそうで。

登場時間は短いのに、印象をかっさらっていく笑顔、ダンスがかっこよかったです。

ロマンス編の一気に種明かしする展開を期待してプリンセス編を見たので、

あれ？まだどんでん返しくる？え？こない？これで終わり？と少々肩透かし気味でした。

あとはこっくりが広瀬姉妹を足して割った感じの子で、

ほっぺたが終始ひきつってて演技がもうちょいの部分があったり。

プリンセスへの変身っぷりは素敵だったけど。

あとはビビアンスー、美しかったけどカタコトの日本語が可愛すぎて。

ほぼ準主役だった柴田恭兵もなんだか役にはイマイチでないかな・・・。

柄本明、役所広司、渡辺謙、吉田鋼太郎、遠藤憲一

この方々ならもっとはまったのでは・・・と妄想。

あとは滝藤賢一、濱田岳は伏線的にどうだったのか・・・

なにか回収される意味があるの？と思ったけどあんまりなかった。

なんだかパンチに欠ける物足りないお話しだと、見終わった直後はそう思いましたが、

心に迫る感動的なエピソードもあり、

いい意味で裏切られる、これもコンフィデンスマンの良さかなと。

とにかくシンガポールのマリーナベイサンズには行きたいし、

ランカウイ島にも行きたい。リゾートしたくてたまらなくなるのは間違いない。

でもロマンス編とプリンセス編が違うつくりなおかげで、

３作目もがぜん楽しみです。

そう、３作目！

連ドラの２作目とかいってほしかったけど、

映画ででも続いてくれることが何よりうれしい。

楽しみすぎます。

R.I.P. 三浦春馬さん　ジェシーは永遠。