2015 韓国 ドラマ
ネタバレしています！ご注意ください！
立て続けに視聴中の韓国ドラマ。
この間みたヒョンビンの「ジキルとハイドに恋した私」に続いて、
テーマは多重人格です。
あちらも2015年で、こちらも同年製作。
けっこう丸かぶりなんだけど、
こちらを後に見てよかった・・・これを見てからだと、
ヒョンビンの方は最後まで見れなかったかと。
しかしヒョンビンは完全に外れクジだな・・・かっこいいし好きだけど、
ドラマの評価が完敗なのは歴然ですね。
財閥の御曹司（でも愛人の子）のチャ・ドヒョン（チソン）は、
長年多重人格を患いながら孤独にアメリカで暮らしている。
財閥の権力争いや、別人格の暴走で韓国に帰国することになり、
精神科医のオ・リジン（ファン・ジョンウム）と出会う。
別人格のシン・セギがリジンに執着を持つため、
ドヒョンは危険回避のため抵抗して離れようとするがままならず、
徐々に自分も惹かれていく。
治療の中で過去を振り返るうち、
子供の頃に受けた虐待や21年前の火事、
その頃側にいたもう一人の子供の存在を思い出す。
21年前の出来事の真相、子供の正体とは・・・
という、サスペンスラブストーリー、です。
ヒョンビンもすごかったけど、
でもこのドラマのチソンはすごかった・・・
圧倒的な演技に引き込まれました！
温厚なドヒョン、そしてその交代人格の
攻撃的なシン・セギ、酒好きのおじさんフェリー・パク、
女子高生ヨナ・双子のヨソプ・・・
どのキャラも全く別の個性を持っていて、
仕草や話し方、視線の向け方まで別人・・・
しかも、全てが愛らしい感じで。
フェリー・パクとかヨナのシーンは面白すぎて大笑いしちゃうくらい。
女子高生のヨナ、演じているのは男性のチソンなんだけど完全にふりきれてて、
可愛すぎでした！
リジンのファン・ジョンウムは最初顔も行動も声もうるさくて、
あ、あとファッションもうるさくて不安でしたが、
徐々に落ち着いてきて、リジンのキャラクターがとっても似合ってました。
俳優も、脚本も、演出も、全てがうまくまとまって、
とにかく飽きることなく先が気になるドラマでした。
リジンとの子供の時の接点は予想ができたけど、
まさかのリジンがドヒョンとは！！とっても驚きました。
韓国の名前って、男女の区別あまりないのかな・・・
恋模様と、病気の苦悩と、財閥の陰謀と、過去の事件と、
盛りだくさんの内容でしたがしっかりまとまっていて、
面白かった～！
韓ドラあるある設定もりだくさんで、やはりお決まりの三角関係も。
しかもヒロインを無償の愛で見守ってくれる優しすぎるリオン・・・。
切ないけれど、と～ってもさわやかに身をひくのでした・・・。
でもでも残念だったエンディング・・・
もう1話足りなかった・・・。
主要キャラのリジン、ドヒョン、リオンは最高のエンディングだったけど、
（リオン♥新ヨナも素敵な恋の予感！？あったし）
他の方々が・・・どうしちゃったの？？という謎だらけ・・・。
髪結んだりしてワイルドチックに変身したアン室長は、
かろうじてピックアップされてましたが、
ギジュン、チェヨン、おばあちゃんの会長、眠りから覚めた父親、そして母、
あとギジュンの両親・・・
まぁまだ会長は話にでてきたけど、
他の方々はどうしたの～～～！？！？
リジンの実家ではいまだにフェリー・パクだし・・・でもそれは、
3人の、別人格に対する愛情の現れかな、なんて思いますが。
他の方々はもう想像するしかないけど、これで終わりなんてそんな馬鹿なっていう。
あと1話で完全に終わらせてすっきりさせてほしかったな～～～残念。
最終話はめっちゃ駆け足でした・・・。
終盤劇中ではしょっちゅう泣くんだけど、あんまり感情移入はしなかったかな。
リジンがドヒョンだったとこと、あとなぜかヨナが消えるとこは泣けたけど。
ドラマを見ていて、リジンをリジナ、リオンをリオナ、ドヒョンをドヒョナ
みたいに発音する場面が度々あって、韓国語のイントネーションなんだろうけど、
なんか愛情こもっててほっこりしました♥
韓国ドラマって、本当にあ、あれがここに！みたいなつなげ方がうまい・・・。
このドラマもそんな素敵なセリフがちりばめられてて感動的でした。
先が気になって、睡眠削って連日見たので、頭ふらふらですが・・・。
見てよかった～！面白かったです！！
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