2011 アメリカ 映画
ネタバレしています!ご注意下さい!
「ラブ・アゲイン」って、横文字だからてっきり原題かと思ったら・・・
思いっきり邦題なんですね~。。
「CRAZY, STUPID, LOVE.」が原題。
イカれたバカな愛、みたいな意味のようで、
だとすると「ラブ・アゲイン」から受ける印象とだいぶ違うんですけど~
これだと、愛・再び ですよね・・・
映画の印象だと完璧に イカれたバカな愛 ですからねー。
邦題のイメージ崩れって、よくあることみたいですが。
で、映画は、
20年以上連れ添った妻エミリーから、ある日突然浮気を告白され、
離婚を切り出される夫キャル。
現実と向き合うことから逃げるかたちですぐに離婚を受け入れ、家を出る。
が、実は未練たらたらで、バーでくだを巻いている時に、
遊び人のジェイコブから声をかけられ、
いつしか失った”男”を取り戻すための手ほどきをうけ、
みるみるうちに自身を取り戻し、モテるように。
でも結局エミリーへの愛に気付き、
逃げ腰の自分と決別して取り戻そうとするのだけど・・・
エミリーの不倫相手・デイヴィッド・リンハーゲン(あえてのフルネーム、です。ここは。。)の存在や、子守のジェシカ、息子のロビー それぞれの恋。
若いハンナという弁護士の卵と、ジェイコブとの関係。
色々と同時進行ですすみながら、
それが見事に?こんがらがっていきます。
女たらしのジェイコブとか、すごく嫌な奴になりそうなキャラですが、
軽そうに見えて、でもなんとなく寂しげな雰囲気が醸し出されていて、
すごく好感のもてる人物になっていて不思議です。
キャルも、うだつの上がらない気持ち悪いおじさんが、
間違えて調子に乗って・・・ってそんな人嫌悪感を生みそうだけど、
根底にエミリーや子供達への愛がしっかり描かれているから
不快にならないんんですね~。あとほんとに驚くほど素敵になるし。。
ハンナが出てくるエピソード、本筋から外れる感じでちょいちょい挟まれるので、
見ていてコレ、こんなチグハグなお話しでどう収拾つけるんだろうか・・・
とつまらなくなりそうな予感さえしてたのですが、
まさかのキャルの娘とは。
全員が一堂に会するシーンは本当に面白かった!
デイヴィッド・リンハーゲンまで現れるなんて。。。!
せっかく作った風車とかめちゃくちゃになっちゃうし。。。
ハンナとジェイコブの馴れ初めもとても素敵でした。
ジェイコブがやっと心を通わせる相手と出会えた感じがよく出ていて。
ジェイコブが、色々手ほどきをしているつもりが、
逆にキャルに愛することを教えてもらった、と言っていて、
男同士の友情が良かったです。。
色々細かいエピソードもありましたがとてもよくまとまっていて、
エンディングもこの先・・・に希望がある感じで素敵でした!
気持ちが温かくなる素敵な映画でした。
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