トゥモロー・ウォー

製作国：アメリカ上映時間：140分

ジャンル：アクション

エイリアンめちゃ怖い…

そりゃ人類滅びるわ…

恐竜みたいな感じの、でもより獰猛で賢い生物。

そのエイリアンに人類が滅ぼされそうな

30年後の未来から、突如タイムスリップしてきた未来人達。

現代人に対エイリアン戦争への協力を求める。

そして未来の子孫のための

勝ち目の無い絶望的な戦闘に

現代の一般市民が次々徴兵される。

未来へ飛ばされ、一週間後に生存者のみ現代に帰還するが、その生存率は3割。

主人公の元軍人ダンは今高校教師だが

ある日徴兵される。

問答無用で何の準備もないまま戦地に飛ばされ、

未来の軍人達と共闘する。

大佐になっていた娘ミューリ。

強力すぎるエイリアン、

父と娘の微妙な距離感、

エイリアン雌の毒物開発、

高校の火山オタク、

闇軍事ブローカーの父、

無駄っぽい伏線もありつつ

色々盛りだくさんですが、

戦闘シーンの迫力と

分かりやすいキャラクター設定、

セオリー通りの安心展開（まぁ主人公以外は容赦なく犠牲になりますが）で

期待を裏切らない大作でした。

転送の稚拙さとか、

あんな最強エイリアンに素人送り込んでも秒で無駄死にやろ、とか、

毒物開発をミューリ一人でピコピコやってるめちゃくちゃイージーな感じとか、

火山の権威どんだけでもおるやろ、とか、

結局最強エイリアンに素手で立ち向かっちゃう主人公とか、

ツッコミどころあげはじめたらきりがないけど

そんなもの吹き飛ばす強引展開。

映画館の大スクリーンで見たい。

特にダンが過去に戻る直前。

エイリアンの集団に飲み込まれそうなミューリに手を伸ばすシーンは圧巻でした。

ハンドメイズテイルのイヴォンヌ・ストラホフスキー・・・

夫人が他の役柄を演じているのを初めて見た気がしますが、

やっぱり夫人は夫人だった・・・

いやミューリなんだけど。

強く美しく優しい。でも立場上、感情を抑えすぎなんだよね、生き辛いのよ。

いやそこまでは描かれてないんだけどね。