Outlander

2014 アメリカドラマ

ご注意下さい！ネタバレしています！

感想を書くのは一応自分の備忘録的要素が一番なのですが、

書きためる時期と、書かない時期にむらがあって・・・

Outlander、めちゃめちゃ好きなのに、

なんで書いてなかったんだか！？書いたつもりになってました。

18世紀のイギリス・スコットランドのお話しです。

ヒロインのクレアが、20世紀からタイムスリップして、

ハイランダー（スコットランド地方民）のジェイミーと出会って恋に落ちる、お話し。

あらすじだけみると、ティーン向けっぽさ満開ですが、

ハイランダーとそれを支配しようとするイングランド軍の抗争や、

宗教的なことも描かれていて、

お城や衣装などもかなり作り込まれているので見応えがあります。

あとかなり激しいラブシーンが多いので、

もうそこだけとってもティーン向けではないですけどね。。

そこ（ラブシーン）を除けばNHKの大河ドラマのような重厚感です。

今シーズン2まで視聴済ですが・・・。

シーズン1の終盤あたりからクレアの行動のせいで

ジェイミーが迷惑被るのでちょっと辟易・・・。

ジェイミーは男らしくて、信義のためならわが身をかえりみない熱血漢ですが、

優しくて子供っぽいところもあって、

あと愛情深くて、

あとめっちゃ体格良くて、

あと・・・と言い尽くせないくらい愛すべきキャラなので、

余計にクレアの行動が目に余る・・・

強い女性なんだけど、我が道を信じて疑わないし、

それが頑固すぎて周りへの配慮に欠けていて・・・。

なんて色んな考察にのめりこんでしまうような、

世界観がしっかり描かれているすごいドラマです！

スコットランドのことを今までよく知らなかったけど、

イングランド軍の侵攻を受けた歴史を知って、

ちょうど見ている時にスコットランド独立住民投票があったので、

感情的にスコットランド応援してましたが。

この頃の遺恨がどの程度なのかも私には分からないので、

本当に感情的に、というところですが。

今後のイギリスEU離脱でまた動きがあるようで・・・

自分に縁のない遠い異国ですが、ちょっと身近に感じてます。

そう考えると、映画とかドラマの訴求効果は計り知れないわけで。

お隣の国々では第2次大戦を題材にした作品が今も製作されているそうで、

まぁその国の方々はもちろん、世界的にも波及していくと怖いものがありますが・・・

政治キャンペーン的に流布されると、そのイメージの払拭は難しいですからね。

と、良作には色々と考えさせられるものです。

あとジェイミーかっこいい・・・(^_^;)