借り暮らしのアリエッティ

ジブリ映画。

ジブリ好きなんだけど・・・。
題材だって悪くないし、
絵だって悪くないし、
音楽だって声優だって悪くない・・・

なのになんだろう、
この不出来な感じ。
後味の不味い感じ。
消化不良感。

シナリオがいまいちなのかなぁ・・・。

世界観はかなり好きなんだけど、
展開が唐突すぎるし、
その行動に至る登場人物の心理描写が
されていなくて。
だから違和感が大きいんだろうかなぁ。

一番腑に落ちないのが、
台所が突如、ドールハウスに置き換えられたところ。
え？なんで家の場所分かったの？
え？え？なんで急に台所入れてんの？
でまたその後なんで家の形跡一切なくなってんの？

不思議不思議。
というか、”不思議”なら映画の中にいくつあってもいい要素だけど、
この場合は不思議というより描写不足。
不思議じゃなくて理解不能。
そのせいで、お話の中に一切感情移入できない。

ショウの心理もアリエッティの心理も、だって分からないんだもの。
説明ばかりされてもつまらないし、
かといって何の説明もなければ理解不能だし。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね～
なんて。